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07 薄毛の原因を考える。血液の酸化と頭皮の酸化が与える影響とは?

こんにちは!

神戸、三宮美容室LUCEの山内です。

育毛イコール美容です。育毛の知識は綺麗な肌、体へとつながります。

逆に身体が健康ですと、髪も肌も綺麗になります。

なので、今後の美容の知識にしてもらえたらと思います。

では、本題に。

今回のテーマは酸化です。

薄毛の進行には、遺伝やホルモンバランスだけでなく、「酸化」が大きく関わっていることをご存じですか?

酸化は体のサビと言われています。

特に「血液の酸化」と「頭皮の酸化」は、毛髪の成長を妨げる要因として注目されています。

今回は、この2つの酸化がどのように薄毛に影響するのか、またその対策について詳しく解説します。

血液の酸化と薄毛の関係

血液の酸化とは、体内の活性酸素が赤血球や血管壁にダメージを与える現象です。血液が酸化すると以下のような影響を引き起こします。

1. 血行不良

酸化した血液は粘性が高くなり、血液循環が悪化します。毛根に十分な酸素や栄養が供給されなくなり、髪の成長が阻害されるのです。

2. 炎症の誘発

血管が酸化ダメージを受けると、慢性的な炎症が発生しやすくなります。この炎症は毛乳頭細胞(髪を育てる細胞)を攻撃し、毛髪の成長サイクルを乱します。

3. 細胞老化の加速

活性酸素は毛包細胞の老化を早め、髪の成長力が低下します。その結果、毛が細く短命になり、薄毛が進行します。

頭皮の酸化と薄毛の関係

頭皮は、皮脂腺が多く紫外線や外部刺激の影響を受けやすい部位です。活性酸素による頭皮の影響には以下が挙げられます。

1. 過酸化脂質の発生

頭皮に分泌された皮脂が酸化すると「過酸化脂質」という有害物質が生成されます。過酸化脂質は以下のような悪影響を及ぼします。

• 毛穴の詰まり

• 頭皮の炎症

• 毛髪の成長を抑制する環境の形成

2. 頭皮の老化

紫外線や大気汚染による活性酸素は、頭皮の細胞を老化させます。弾力や保湿力が失われた頭皮では、健康な髪を育てることが難しくなります。

3. 微生物の増殖

頭皮が酸化すると、フケや痒みを引き起こす原因菌(マラセチア菌など)が増殖しやすくなります。これも薄毛を助長する要因となります。

酸化を防ぐための対策

血液の酸化と頭皮の酸化を防ぐには、日々の生活習慣とケアが鍵です。以下のポイントを意識しましょう。

酸化したものをなるべく食べない、気をつけるようにする

1. 油脂類

• 植物油(サラダ油、オリーブオイルなど)

長期間開封したまま保存したり、高温で加熱しすぎると酸化して劣化します。特に揚げ物で再利用する油は酸化しやすいです。

• マーガリンやバター

開封後に時間が経つと酸化が進み、風味が変わります。

2. ナッツ類

• アーモンド、クルミ、ピーナッツなど

脂質を多く含むため、酸化しやすい食品です。保存中に空気や湿気にさらされると、風味が悪くなり健康に害を及ぼす可能性があります。

3. 魚類

• 青魚(サバ、イワシ、サンマなど)

青魚は不飽和脂肪酸を多く含むため、酸化しやすい食品の代表例です。特に冷凍保存が不十分な場合や時間が経つと酸化が進み、独特の臭いが発生します。

• 干物や缶詰の魚

保存状態が悪いと、酸化による劣化が起こります。

4. 加工食品

• 揚げ菓子類(ポテトチップス、ドーナツなど)

加工の際に使用される油が酸化していることがあります。袋を開けた後はさらに酸化が進みやすいです。

• スナック菓子

保存料が含まれていても、脂質が多いものは酸化しやすいです。

5. 肉類

• ひき肉や加工肉(ソーセージ、ハムなど)

酸化が進むと色が変わり、臭いが強くなることがあります。ひき肉は表面積が広いため特に酸化しやすいです。

6. 果物と野菜

• カットしたリンゴやアボカド

空気に触れることで酸化が進み、色が変わります(リンゴが茶色くなる現象など)。

• ジャガイモやサツマイモ

皮を剥いた後に空気に触れると変色します。

1. 抗酸化作用のある食生活

血液の酸化を防ぐ食材

• ビタミンC(柑橘類、ブロッコリー)

• ビタミンE(ナッツ類、ほうれん草)

• ポリフェノール(緑茶、カカオ)

頭皮の健康を促進する食材

• オメガ3脂肪酸(サバ、サーモン)

• 亜鉛(牡蠣、カボチャの種)

• 鉄分(レバー、ひじき)

2. 紫外線対策

帽子や日傘を使い、頭皮を紫外線から守りましょう。特に夏場は日焼け止めスプレーを活用するのも効果的です。

3. 適切な頭皮ケア

• 過酸化脂質を取り除くために、皮脂をしっかり落とせるシャンプーを使用しましょう。ただし洗いすぎは逆効果です。

• 頭皮マッサージを日課にして血行を促進することも重要です。

4. 生活習慣の見直し

• 喫煙を避ける(タバコは酸化ストレスを増やします)

• 適度な運動を心がけ、血流を改善しましょう。

• ストレスを溜め込まないよう、リラックスする時間を確保してください。

まとめ

血液の酸化と頭皮の酸化は、薄毛の進行に密接に関わっています。

酸化を防ぐためには、食生活の見直し、適切な頭皮ケア、紫外線対策など、内外からのアプローチが必要です。

外食などもどんな油が使われているか分からないので注意が必要です。それと身体に良いとされている油も開封後なるべく早く使う心がけも、体内を酸化させない工夫の一つと言えます。

ただでさえ年齢を重ねると抗酸化力が衰え、何もしなくても酸化してきます。ですので、末永く美容を意識する方はこう言った意識を持ち、なるべく酸化物を身体に入れない取り組みは、高級化粧品を買うよりも大切かと思います。

毎日のケアを習慣化することで、髪と頭皮の健康を守り、薄毛の予防、改善につなげましょう。

健康的な生活で、強く美しい髪を目指していきましょう!

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