14. 咀嚼の力で変わる!腸内環境を整えて美肌・美髪を手に入れる秘訣」

こんにちは!
神戸三宮美容室LUCEの山内です。
近年、健康や美容の秘訣として「腸内環境の改善」が注目されています。
実は、美肌や美髪にも大きく影響を与えるこの腸内環境。
そんな大切な腸内環境をより高めるためのポイントのひとつが「咀嚼(そしゃく)」です。
今回は、咀嚼の大切さと、どのように腸内環境、美肌、美髪に良い影響を与えるのかについて、去年このテーマの記事を書いたのですが、それをリライトしてご紹介します。
1. 咀嚼がもたらす基本的な効果
消化の第一ステップ
咀嚼は、食べ物を細かく砕くことで消化酵素が効率よく働く準備運動となります。
しっかりと噛むことで、唾液と混ざり、食べ物が柔らかくなり、胃腸での消化吸収がスムーズに進むのです。
結果、栄養素がしっかり吸収され、体の隅々まで行き渡ります。
腸内細菌との関係
十分に消化された食べ物は、小腸、大腸へと運ばれ、腸内細菌が栄養として利用しやすい状態になります。
特に食物繊維などの栄養素は、善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整える手助けをしてくれます。
咀嚼が不十分だと、消化が遅れ、未消化の食物が腸内に残りやすくなり、悪玉菌の増殖を促してしまうリスクもあります。
2. 美肌・美髪と腸内環境のつながり
栄養の吸収と肌・髪への影響
肌や髪の健康には、十分な栄養が必要不可欠です。
咀嚼によって効率よく消化され、吸収された栄養素は、細胞の再生やコラーゲン生成を促進し、肌の弾力やツヤ、髪のハリを保ちます。
逆に、腸内環境が悪化すると、栄養の吸収率が低下し、肌荒れや髪のパサつきの原因となることも。
炎症の抑制効果
腸内環境が整うと、免疫バランスが向上し、全身の炎症が抑えられます。
慢性的な炎症は、肌トラブルの原因になるだけでなく、髪にも悪影響を及ぼします。
咀嚼を丁寧に行い、栄養をしっかりと吸収することで、体内の炎症を防ぎ、内側から輝く美肌・美髪をサポートします。
3. 日常生活で取り入れるコツ
ゆっくり噛む習慣を身につける
・時間をかける 食事の際は、急がずに一口ごとにしっかり噛むことを心がけましょう。
・意識的にカウント 1口あたり20~30回程度咀嚼することで、効果的な消化のサポートになります。
食事環境の整備
・落ち着いた環境で食べる テレビやスマートフォンを見ながらの食事は、咀嚼の回数が減ってしまうことも。
・よく噛む意識を持つ 家族や友人と食事を楽しむ時間の中で、互いに「ゆっくり食べよう」と意識するのも一つの方法です。
まとめ
やってるようで、やっていない。
知ってるようで、知られてない。実はダイエットをやる上、知る上でもっとも基礎的で大切なポイント。
それは、咀嚼。
昔の日本の食べ物は、玄米や干物、乾燥食などの硬くて噛みごたえのある食材で構成されていました。
無理矢理にでも噛まないと飲み込めないような食べ物が多かったのです。
しかし、今はフワフワの食パン、さくさくフカフカのクロワッサン、ふっくらもちもちの白米、とろける牛肉。
ほとんど噛まなくても、口の中でフワッと消えていく食べ物が美食で良いとされている。
なので、噛むことを必用としない食べ物習慣により、噛む回数が圧倒的に減っているのが現代人。
試しに食べ物を口に入れた時、ご自身の噛む回数を数えてみてください。
びっくりするくらい噛んでないですよ!
わたくしは、これを知るまでは食べるスピードがめちゃくちゃ早く、早食いが得意でした。
いざ、食べ物を一口入れた時の、噛む回数を数えてみると、ほとんどが10回にもみたない回数でした。
ほんと、これにはびっくり。。
噛む回数が少ないと、そのまま胃の中に入り、消化不十分のまま腸内におくられ、消化吸収ができずに腸内でそれらが溜まってしまい。腸内環境の悪化につながっていきます。
それが、太りやすい原因の一つだったりする。
咀嚼数は最低30回、余裕がある時は70〜100回はかむと、ペースト状になった食べ物は胃での消化に良く、かなり胃腸の負担をなくすことができます。
むしろ、ゆっくりご飯を食べれない時は食べない方が良かったりもする。
これがダイエットする上での基礎であり大切なことなのです。
噛む必要が少なくなった現代食の習慣により、噛むことができなくなった現代人。
知ってるようで、知らない。
やってるようで、やっていない。
これはかなり意識しないとできない習慣なのです。
しかも、咀嚼の回数を増やすことで認知症予防、生活習慣予防にもなるという最高のおまけつき。
あまり、ダイエット本にもかかれてない、知ってるようで知らない咀嚼。
案外、これだけでダイエットを成功している人もいるんですよ!
では、またよろしくお願いします^ ^
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